七宝焼きの歴史と魅力・おすすめの七宝焼きアクセサリーの通販

七宝焼といっても幅も広く、また技法もいろいろありますので一言では語れませんが、大きく分けると、伝統工芸的な有線七宝と自由に釉薬(ちゅうやく)をのせていく無線七宝に分けられます。ここでは七宝焼きの歴史とその魅力、さらに七宝を使ったアクセサリーを紹介しましょう。

1. 七宝焼きとは?

金属にガラス質の釉薬をのせて800~900度の電気炉で焼成した作品のことをいいます。素材には金属を使いますが、一番ポピュラーなのは銅です。銀にも金にも七宝はほどこせますが、素材自体が高いので高級品に使用されます。

色についても銅にのせる釉薬は深く発色され、銀素材においた場合は明るい色に焼きあがります。釉薬というのはガラス質の上薬のことですが、透明、半透明、不透明と種類も多く表現方法によって使い分けられます。

2. 七宝の歴史

七宝は紀元前の古代エジプトのツタンカーメンの頭部冠に装飾として使用されていたことから、この時代が起源といわれています。その後ヨーロッパに渡り、そこからシルクロードを経由して飛鳥期日本に伝来しました。日本に現存する最古の七宝は、斉明天皇稜古墳の出土品にみられます。

現在日本で見られる七宝焼きは明治期に確立されたもので、明治期以前は泥七宝と呼ばれる輝きが少ないものでした。現在の七宝焼きは、明治時代に世界に類をみない工芸品にまで高めてくれた先人のお陰で、輸出品として発展していきました。

3. 七宝焼きの魅力とは?

♦変色しにくいことが最大の魅力!

七宝焼きの魅力はいいろありますが、一番の魅力というのは色の透明感にあります。その輝きは火を通しているためか、太陽光にも水にも強く永遠に退色しません。これは、大いなるメリットであり魅力でしょう。また沢山のカラーバリエーションがあるため、それを重ね合わすことで無限の色彩を作り出せることも魅力でしょう。

♦手軽に作れるが奥行きも深い!

釉薬は水で洗い、それを金属板に均等にのせ焼成するだけで初心者でも美しく発色した作品が作れます(設備が必要なので七宝焼き教室などに行くのがおすすめです)。手作りしたものが、実用的に使用できるのもメリット。初心者でも簡単に作れますが、温度加減、釉薬の特徴を熟知する必要性など技法の奥行きも深く、その終着点がないということも興味が尽きません。

4.アマゾン・メンズ七宝焼きアクセサリー

七宝焼きの概要が分かったところで、実際のメンズの七宝アクセサリーを紹介しましょう。

♦UncleZの七宝焼きひすい色ループタイ

アンクル・ゼットの七宝焼き翡翠色のループタイは楕円で半透明なひすい色の釉薬で焼成した後、青竹透明釉薬を薄く延ばしてガラス粒子を散らせて焼成。ひすい色の落ち着いた感じを出しています。やわらかなシックな色目のループタイは飽きがこなく、ワンポイントとして、どんなトップスにも相性がいいでしょう。

本物のひすいと見違えるように作られていますから、クールビズのネクタイがわりとして違和感がないでしょう。年代も選ばず、幅広く使うことができます。素材は銅板、七宝釉薬、ガラス粒子、金液。

(サイズ)幅28×奥行き15mm×高さ38mm、ひもの長さ100㎝で組紐部分は絹100%

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♦UncleZ七宝焼きループタイYT5

アンクル・ゼット七宝焼きループタイYT5は台形で下地を焼いて、銀箔を貼った後、銀線を立て有線七宝の技法で作っています。有線を立てたならば、銀用の青、青緑、半透明な群青色、周りを濃紺の不透明をおいています。ここで焼成し、色具合をみて何度か釉薬をのせて焼成。できあがったら、余分に出ている銀線を砥石で削り面を平坦にします。この傷をもう一度お釜に入れて焼けばできあがりです。最後に金液につけて処理。

台形でシンプルでシックな色合いなので、いろいろなファッションコーデが可能です。クールな色がラフから、スタンダードファッションにもコーデするでしょう。青、青緑、群青色、濃紺のどの色でも合わせられます。

ブルー系、グレー系、グリーン系などのトップスやボトムにも合わせやすいでしょう。ベージュ、茶系などでも合います。Tシャツやシャツスタイル、またジャケットやジャンパーなどとも遊びっぽいコーデが可能です。

(素材)銅板・七宝釉薬・ガラス粒子・金液(サイズ)幅27×奥行き15mm×高さ38mm ひもの長さ:102㎝。

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♦彩光舎 七宝焼き 銀製ループタイ透かし0D-1

七宝焼き銀製ループタイ透かし0D-1は、透かし模様の銀製のループタイです。銀製の型に銀用釉薬の金茶、茶、ブルー。水色、クリーンなどの銀用の釉薬を使用しています。

一見明るく華やかですが、色の全体量が少ないので左程目立つこともなくどの色を持ってきてもいいので、コーデもしやすいでしょう。ちょっとしたおしゃれ着を着た時にでも着用できます。ドレッシーに使えますので、アフターファイブのちょっとしたパーティなどにも使えます。

結婚式についてはネクタイ使いがフォーマルなので、二次会位でしたら使用できるでしょう。いろいろな色が散らばっている作品なので、そのカラーに合うトップスを選らべるのがメリットのループタイです。

素材・材質:銀七宝、ナイロン紐 サイズ:約4×3.5cm、長さ50cm

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♦彩光舎七宝焼きカフス0C-3-C

彩光舎七宝焼きカフス0C-3-Cは、銀地に片側に銀用水色を塗ります。もう一方は藍色の不透明を置き、フリットを銀用水色の上にのせて焼成。

深い色の藍色とフリットだけで製作している作品で、いわば色だけで勝負しています。そうしたシンプルな色あいとデザイン、そしてフレームの真鍮素材の温かみが、さまざまなシーンで活用できるでしょう。

ラフな感じもしますが、こっくりした真鍮の色合いと形態、そして深い藍色釉薬が融合して個性的製品になっています。色合いが温かいので、秋・冬などの季節に会いそうですね。ざっくりしたウールシャツ、ウールジャケットなどのアウターにもしっくり合うでしょう。

素材・材質:銀七宝、真鍮 商品サイズ:約1.5x2cm

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♦Fionarae(フィオナラエ)七宝焼きスクエアカフスブルー


金属とガラスの融合による加工を得意とするフィオナラエの太陽モチーフのスクエアカフス。複雑なディティールが表面に融合したつくり。センターのサークルには太陽の顔が表現されている抽象模様。一種、呪術的な意味合いを閉じ込めてあります。

銀製の型押し素材の上に、周囲を銀用水色、中は銀用藍色を置いて焼き上げ、真ん中は不透明の白をおき焼成しています。

オール銀の地金を使用することで、色調が明るく優しい雰囲気。ブルー系のシャツにはもちろん、グレー系、黒、白、チェッなどク色目を問わず、さわやかな雰囲気を作ってくれるでしょう。無論、結婚式などやちょっとたパーティー、またシックなデザインですから、オフィス使いもできてシーンを選びません。

イギリス製なので価格は張りますが、上品な風合いは飽きがきませんから長い期間愛用できるでしょう。

(商品サイズ)13mm×13mm イギリス製

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ひとくちに七宝焼きといっても値段はさまざま

といったわけで七宝焼きのアクセサリーをいくつかピックアップしてみましたが数千円のものから何万もするものまでその値段には幅があります。

初心者でもわりと簡単でありながらその技法は奥が深いといった七宝焼きの特徴は値段にもいくらか反映されているようです。

無理に高いものを買わなくても自分の予算や好みに合った七宝焼きアクセサリーが見つけられるといいですね。

まとめ

いかがでしょうか。七宝焼きは古代エジプト時代に起源を発しているロマンのある焼き物でした。その色合いは神秘的で艶やか!身につけているだけで、何かそのオーラに包まれるような風格を持っています。あなたのセンスで七宝焼きアクセサリーを楽しんで下さいね。

2017年3月26日 七宝焼きの歴史と魅力・おすすめの七宝焼きアクセサリーの通販 はコメントを受け付けていません 七宝焼き