ループタイの歴史 そもそもループタイって?
ループタイとは元々、ポーラータイと言う名前で出始め現在ではループタイ、ボロタイ、ロープタイなどと呼ばれるようになりました。
1940年代後半にアリゾナ州の銀細工師であるヴィクターシーダースタッフがループタイを考案し、日本では1970年代に省エネルックが流行し、ネクタイの代わりにループタイが付けられたとしています。
現在ではクールビズやファッションアイテムとして用いられておりますが、数年前までは老人が付けるアイテムと認識されていましたが、近年若者のファッションアイテムとして人気が出始めました。
ループタイの着こなし方
ボタンダウンシャツをご存知の方は多いかと思いますが、中には知らないと言う方もいるかもしれません。ボタンダウンシャツとは襟もとにボタンが付いており、襟が立つように工夫されたワイシャツであり、ノーネクタイのときに特に役に立つシャツとされています。
元々ボタンダウンシャツにネクタイはファッションとしては有りですが、ビジネスにおいてはあまり相応しくない襟のデザインとされています。
しかしやはりノーネクタイで胸元が少し寂しいと言った時にボタンダウンのシャツにループタイはとてもオシャレに着こなすことが出来ます。ループタイはネクタイのように首元が窮屈にならないようになっているため、アグレットの調節により首元の窮屈さはなく胸元にアクセントを付けることが出来るため、大変オススメです。
しかし注意しなければならないのが、ボタンダウンシャツにループタイを通す際に、襟もとのボタンを一度外してからループタイを襟に通して、また襟もとのボタンを付けなければならないと言う手間があります。その手間を惜しまないと言う方であればクールビズのアイテムとしてオススメです。
ループタイはどんなシーンに適してる?
ループタイはクールビズの期間、ノーネクタイが許される会社などで役に立ちますし、もちろんカジュアルファッションとしてもオススメです。しかしもしも服装規定が厳しい会社であればループタイは相応しくありません。
そのためループタイは近年、少々カジュアルに見られることもあるので会社の雰囲気に合わせることが重要です。もし社内にループタイを付けている人がいなければ、ループタイは控えた方が良いでしょう。
カジュアルなシーンであればボタンダウンシャツでもレギュラーカラーのシャツなど、他にもポロシャツなどにループタイを合わせることで胸元のアクセントとしてペンダントのようなアイテムとしてオシャレを楽しむことが出来るでしょう。
元々ループタイはネクタイの代用品とされており、最近ではクールビズで用いられており、ネクタイだと暑いしノーネクタイだと首元や胸元が寂しいと言った時に役立つアイテムとしてビジネスマンから、若者にはペンダントの様なアイテムとして多くの人に愛用されています。
そこでループタイの着こなしが分からないと言う方に、ループタイの着こなし方のオススメを提案したいと思います。是非参考にしてみてください。
・クールビズで着用するボタンダウンシャツにループタイ
(オークランド) Oakland バンドカラー シャツ スーツ地 長袖 バンドカラー ボタンダウン カジュアル 着心地 上質 トップス MODE メンズ ホワイトグレー Lサイズ
ビジネススーツにループタイは?
正直ビジネススーツ=ネクタイの組み合わせの着用なのでビジネススーツにループタイはあまり相応しくありません。服装規定がゆるい会社であれば許されるかもしれませんが、基本的にはNGです。
しかしパーティー会場などでスーツスタイルで服装規定が厳しくない場であればビジネススーツにループタイを付けることは可能です。
改まった場ではネクタイのほうが無難ですね。
結婚式にループタイは?
結論から言うと結婚式では相応しくありません。。ビジネスシーンと同じで改まった場ですから、ループタイだとカジュアルさが出すぎだと思われます。
やはりこうした場ではネクタイを着用しましょう。
ただし、2次会や3次会になり、くだけた雰囲気になってくればループタイを着用しても浮くことはなくなってくるでしょう。
スーツや礼服にループタイを合わせたいなら、正式な場ではネクタイ着用で出席し、その後の雰囲気に合わせてループタイを付け替えるといった方法が良いかもしれません。
ループタイの選び方
ループタイには紐にアグレットと言ってペンダントのような留め具が付いており、そのアグレットのデザインにはかなり多くの種類があるため、ペンダント選びと同じ要領で見つけると良いでしょう。しかしビジネス上でループタイを選ぶならアグレットのデザインはシンプルな方が相応しいため、あまり派手なアグレットのループタイは身に付けない方が良いでしょう。
しかし私服のファッションであればご自身の好みに合わせてアグレットのデザインを気にせずに選ぶことをオススメします。けれども洋服のデザインなども考慮してアグレットのデザインを選ぶことでファッションセンスが問われるかもしれません
デザインの一例
上記の商品のにアグレットが大きめのループタイはビジネスシーンにはおすすめしません。
こうしたすこし控えめのデザインはカジュアルが許される会社ならば良さそうです。
まとめ TPOが大切!
ビジネス上でループタイを付けるには、あくまでクールビズでノーネクタイが許されている会社で付けることをオススメします。ネクタイ着用が義務付けられている場合はループタイではなく、きちんとネクタイを締めることが重要です。
しかしループタイの使用OKの場合はよりシンプルなアグレットのデザインを選び、ビジネス上で支障をきたさない程度のアイテムを選ぶことが大切です。
そして私服では襟が付いてるシャツやポロシャツなどではループタイは身に付けやすいですが、もちろん襟のないTシャツなどにもループタイはファッションアイテムとして身に付けられるので、私服ファッションにループタイを取り入れてみてはいかがでしょうか?